eFundEvの川嶋です。

早いものでもう11月。スポーツの秋ということで、ジムに行って入会もしたのですが、2回目に行った時にちょっと高めの箱にジャンプして飛び乗る運動?をしたら、四頭筋(太ももの筋肉)が軽く裂けたようで・・・即、退会しました(笑)
普段使っていない筋肉を急に激しく動かすと良くないということを学びました。皆さまもお気を付けてください。

さて、前回の続きです。
所得税や住民税が節税できるという話に加え、「受け取り時の所得税率が低い」ということを書きました。
知ってましたか?公的年金をもらう時にも所得税がかかることを!!!私は知りませんでした。。。
確定拠出年金も公的年金と同様に課税対象なのです。
でも、給与所得等に比べ税率は低くなります。
運用中はというと、株や投資信託等の場合、NISA口座でなければ運用益が出ると所得税が20%課税されますね。(平成49年12月31日まではこれにプラスして復興特別所得税も課税されます。)
預金や生保の利息なども運用益に対する課税があります。
でも、確定拠出年金で出たいずれの運用益にも所得税がかかりません!期限も金額の上限も無いNISAだと思ってください!!
(NISAをすごーくざっくり言うと、一定期間、一定額までの運用益に対して非課税になる制度)
※ここでは、確定拠出年金制度がスタートした2001年10月より凍結を繰り返している「特別法人税」が引き続き凍結することを前提に話しています。

11受け取り時

受取時の課税
・預貯金:利息に対する所得税
・NISA:非課税
・投資信託:運用益に対する所得税
・個人年金:運用益に対する所得税
・公的年金:受取額に対する所得税
・確定拠出年金:受取額に対する所得税

あれ!?こう見ると受取の時に損しそうな気が・・・

本当にお得なのか税理士の中村氏にシミュレーションしてもらいました!!

毎月の拠出額・・・23,000円
拠出期間・・・20年
掛金の配分・・・100%定期預金
最終利回り・・・5%
受取開始・・・65歳
扶養・・・1名

【一時金で受け取る場合(他に退職金がないものと仮定)】
一時金収入額:23,000×12ヶ月×20年×利回り1.05=5,796,000
退職所得控除:20年×40万円=8,000,000
課税対象額:5,796,000-8,000,000=0円
なんと!非課税!!

【年金で受け取る場合(10年分割受け取りと仮定)】
公的年金収入額を現在の基準で40年加入、うち38年間会社員、2年間学生、平均給与450万円とすると年間174万円(65歳以降)と仮定
1年あたりの確定拠出年金収入額:23,000×12ヶ月×20年×利回り1.05÷10=579,600
年金合計額:579,600+1,740,000=2,319,600
公的年金控除:1,200,000
その他控除:
860,000(健康保険料10万、基礎控除38万、扶養控除38万)
課税対象額:2,319,600-1,200,000-860,000=259,600円
税金(所得税5%、住民税10%):259,600×0.15=38,900円(100円未満切り捨て)
あ!やっぱり税金かかるんだ!
でもでも思い出してください、掛金を支払っている期間中の節税額を。毎月23,000円掛けているとだいたい年間で41,400円~55,200円の節税ができます。20年分の節税と10年分の受取課税をトータルで考えたらやっぱりお得ですね!!
※受け取り期間をもっと長くすると課税対象額が少なくなるので受取時の税金は更に低くなります。

では、受け取る前に死んでしまったら相続税がかかるよね?
はい、死亡して遺族に支払われる場合は、死亡退職金として相続税の課税対象になります。死亡退職金の税算出においては500万円×相続人人数の控除があります。
【死亡した場合(相続人が1人と仮定)】
死亡退職金額:23,000×12ヶ月×20年×利回り1.05=5,796,000
控除:5,000,000
課税対象額:5,796,000-5,000,000=796,000円

この課税対象額に預金や株式・家・土地等の財産を加算した全財産が3,600万円を超えると相続税が発生します。
全財産が3,600万円以下であれば税額は0になります。
仮に全財産が6,000万円とすると相続税税率が15%なので確定拠出年金部分にかかる相続税は796,000×0.15=119,400円になります。
勤務時代に確定拠出年金を行っていたことによる節税額のほうが大きいため、結果的にお得になると思います!!
そもそも死んでしまっては本人にとってのお得は無いですが・・・

難しい話になってしまいましたが、確定拠出年金がお得だということがわかって頂けましたでしょうか!?

では、次回もお楽しみに!

<確定拠出年金の節税で利回り15%以上!>*****************************************************
①確定拠出年金とは  http://www.efundev.com/blog/archives/1335
②加入資格と掛金 http://www.efundev.com/blog/archives/1345
③メリットその1 http://www.efundev.com/blog/archives/1363
④メリットその2 http://www.efundev.com/blog/archives/1371
⑤メリットその3 http://www.efundev.com/blog/archives/1377
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